カプセルトイにはギャンブル的な要素があり、期待感やワクワク感を刺激する一方で「もの」への執着を助長する可能性もあります。お金の教育の一環として、決めたお小遣いの範囲内で遊べば、お金の価値を学ばせる良い機会になるかもしれません。
 
カプセルトイは、親の教育方針に沿った形でさせるどうかを相談することが望ましいといえます。孫にさせること自体は悪くありませんが、金額や回数の制限などを親と相談することが大切でしょう。
 

1000円のカプセルトイが登場した理由は、品質の向上やキャラクターのライセンス料、ターゲット層の変化などが関係していると考えられる

カプセルトイの価格は、子ども向けから大人をターゲットとした高品質な商品と価値を提供するツールとして進化した結果、上昇したと考えられます。
 
カプセルトイは、子どもだけではなく大人になってからも新たな形で楽しめる文化として、定着しつつあります。価格の上昇は、新たな価値を提供するための必然的な変化といえるでしょう。
 
孫に1000円のカプセルトイをする機会を与える場合は、ご褒美として与える、特別な日やイベントの際だけにするなど、一定の制限の中で体験させるといった工夫が必要でしょう。
 

出典

株式会社ハピネット 【カプセルトイの大人需要実態調査】大人の3割以上がカプセルトイの購入経験あり、中・高価格帯商品の人気の高さが明らかに(1、2ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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