「パネルヒーター」vs「こたつ」1人暮らしで買うべきはどっち? 電気代や「メリット・デメリット」を比較
座り仕事が多いなど、冷えやすい足元用に暖房が欲しいという人も多いのではないでしょうか。そんなときに候補に挙がるのがパネルヒーターとこたつですが、1人だけで使うならどちらがおすすめなのか、電気代の面を中心に比較します。ぜひ参考にしてみてください。

▼「オイルヒーター」は暖かいけど、電気代が大変なことに! 1ヶ月でいくらかかるの?

パネルヒーターの一般的な電気代

冬の3ヶ月(12~2月)に1日8時間パネルヒーターを利用した場合の電気代を計算してみます。電気代については以下で計算します。
 
電気代=消費電力量(キロワットアワー/年)×料金単価(円/キロワットアワー)
 
消費電力量については製品によって異なりますが、一般的な折りたたみ式パネルヒーターの消費電力は0.16キロワットとします。
 
料金単価については小売電気事業者により異なるため、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が算出する現在の目安単価「31円/キロワットアワー(税込)」を計算に利用します。計算結果は次のとおりです。
 
0.16(キロワット)×31(円/キロワットアワー)×8(時間)×90(日)※=約3571円
※2024年12月~2025年2月を計算対象にしています。
 

こたつの一般的な電気代

前項同様に、冬の3ヶ月(12~2月)に1日8時間こたつを利用した場合の電気代を計算してみます。消費電力量については、一般的には0.3~0.6キロワットとします。今回の計算では0.45キロワットと仮定し計算を行います。計算結果は次のとおりです。
 
0.45(キロワット)×31(円/キロワットアワー)×8(時間)×90(日)※=約1万44円
※2024年12月~2025年2月を計算対象にしています。
 

パネルヒーターとこたつの電気代の比較

冬の3ヶ月(12~2月)に1日8時間利用した場合の、パネルヒーターとこたつの電気代は、「パネルヒーターを利用した場合」で約3571円、「こたつを利用した場合」で約1万44円です。パネルヒーターを利用するほうが6000円超安くなるという結果でした。
 

1人暮らしでパネルヒーターを利用する場合のメリット