もし便座の買い替えを検討されているなら、どのような省エネ機能がついているかチェックして選ぶことをおすすめします。
 
例えば、便座の蓋が自動で開閉する機能がついていれば、普段開けっ放しにすることが多い家族がいても安心でしょう。また、トイレに人が入るとセンサーが検知して便座を温める機能もあります。誰もトイレを使っていないときは暖房がオフになっているため、無駄をなくすことが可能です。
 
そのほか、タイマーを設定して電源が切れるようにする機能などもあるので、ライフスタイルに合ったものを選択するとよいでしょう。
 

こまめに蓋を閉めるようにすることで年間約940円節約できる可能性がある

トイレの便座に暖房機能がついている場合、蓋を開けっ放しにすると余分な電気代がかかります。こまめに蓋を閉めることで年間の電気代を約940円節約できる可能性があるということなので、家族にもしっかりと伝えて習慣化することが大切です。
 
また、蓋を閉めること以外にも、暖房便座や洗浄水の温度設定を一段階低くすることで電気代を節約する方法もあります。うまくいけば年間2000円以上の節約になる可能性もあるため、試してみるとよいでしょう。
 
もし便座の買い替えを検討されているなら、省エネ機能が備わったものを選ぶことをおすすめします。
 

出典

経済産業省資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2023年版 省エネ家電の上手な使い方・選び方 「電気便座」(147ページ)
TOTO株式会社 Q&A 便ふたを閉めることにより、大便器洗浄時におけるウイルスの巻き上がりや浮遊を防止できますか?(便蓋の感染防止効果)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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