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非常口付近の座席を指定するときの注意点
飛行機の非常口付近の座席は、足元が広く作られているようです。そのため、飛行機に乗り慣れた人は、あえて非常口付近を指定する人もいるでしょう。
しかし、非常口付近の座席を指定できる人には条件があり、誰でもその座席に座れるわけではありません。ここでは、その条件を基に、注意点をご紹介します。
緊急時の脱出サポートに協力する必要がある
非常口付近の座席に座る絶対条件として、緊急時の脱出活動への協力に同意する必要があります。これは国土交通省の通達によるものです。
乗務員は、協力者がいなくても緊急時にすばやく脱出できるように訓練されていますが、非常口付近の座席に座る乗客が協力することで、より迅速に脱出できると考えられています。そのため、乗務員の指示に従い、自主的に行動できない方は非常口付近を指定できないようです。
満15歳未満は指定できない
満15歳に満たない人は、非常口付近の座席に座れません。理由は、緊急時に脱出サポートを行う必要があり、国土交通省の決まりで満15歳以上であれば援助が可能とされているためです。
また、小さな子どもや高齢者・障がいのある人の同伴者は、その方々を援助する必要があるため脱出のサポートが難しい可能性があります。
さらに、乗務員と円滑なコミュニケーションを取る必要があるため、日本の航空会社では、日本語もしくは英語を理解している方が着席条件となります。