手取り「18万円」で生活が厳しいので実家に戻りたい…家にどのくらいお金を入れるのが一般的でしょうか?
社会人になって一人暮らしを始めたものの、手取り18万円では生活が厳しくて、実家に戻ることを検討する人もいるでしょう。実家暮らしでは家賃などの出費が減るので、趣味や貯金にまわすお金が増えて生活に余裕が出ることが期待できます。一方で、家にどのくらいお金を入れたらよいかも気になるところです。   そこで今回は、実家暮らしになったら家にどのくらいお金を入れるのが一般的かについて調べてみました。一人暮らしの平均的な生活費や実家に戻る前にお金のことを話しておくことの大切さについてもご紹介しますので、参考にしてください。

▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?

手取り18万円で一人暮らしは厳しい?

総務省統計局の「家計調査/家計収支編(2023年)」によると、単身世帯のうち勤労者世帯34歳以下の消費支出は月平均16万7633円(男性:17万42円/女性:16万3471円)で、支出項目別の金額は以下の通りです。

●食料:3万8668円
●住居:3万5391円
●光熱・水道:9821円
●家具・家事用品:4224円
●被服および履物:5676円
●保健医療:4680円
●交通・通信:2万1646円
●教育:9円
●教養娯楽:2万3297円
●その他の消費支出:2万4222円

給与の手取りが18万円であれば1万2367円の黒字ですが、住居が3万5391円になっているなど、家賃や生活スタイルによっては生活が厳しくなると考えられます。給与が上がって経済的に余裕が生まれるまでは、実家に戻って生活したいと考える人もいるでしょう。
 

実家暮らしになったらどのくらいお金を入れるのが一般的?

株式会社モデル百貨が実家暮らしの社会人(独身者)を対象に実施した調査によると、実家暮らしをしている独身の社会人で家にお金を入れている人の割合は61%であるとのことです。実家暮らしの方が毎月家に入れるお金の平均は5万4009円で、年代別の平均をまとめると以下の通りです。