【後味の悪い映画】邦画編おすすめ人気ランキング19選！胸糞悪い名作！

【後味の悪い映画】邦画編ランキング7～5位！

【後味の悪い映画】7位「さまよう刃」

2009年に公開となった本作は日本では度々問題にあげられる少年犯罪や被害者の心理を描いたシリアスサスペンス」邦画作品です。胸糞の悪さと後味の悪さはとてもおすすめできる人気作品です。寺尾聰が第19回日本映画批評家大賞において主演男優賞を受賞しました。

最愛の娘が川で無残な姿となって発見された長峰重樹は、娘の死を受け入れる事ができずに落ち込んだ日々を過ごしていました。警察は娘が性犯罪によって殺されてしまった事を秘密にしていたのですがある日の事、匿名の電話によって娘が殺されてしまった経緯を次々と知ってしまうのです。

愛しい娘を失ってしまった悲しみは誰にも理解されないほどに深く、苦しいものです。またレイプ殺人と言う分野は誰しも胸糞悪いと感じるでしょう。少年犯罪と向き合った人気作品です。

さまよう刃

【後味の悪い映画】6位「闇の子供たち」

後味の悪い映画ランキング第6位の作品は本作「闇の子供たち」です。舞台はタイ、横行している人身売買や幼児売春をテーマにした衝撃作であり、胸糞悪い表現が多く盛り込まれた問題作です。

タイの臓器密売について調査をしていた新聞記者の南部は、調査を進めていくうえでタイではドナーから生きたまま臓器を引き取ると言う書劇的な事実を知ってしまいます。同時期にバンコクの福祉センターで働いている恵子もまた子供たちの辛い現実を目の当たり指定いました。

公開された当初は七館での上映でしたが、反響が大きく百二館にまで拡大された大人気映画作品となりました。タイの少年が白人男性に性的暴力を受けたりするシーンなど、後味の悪い印象が脳裏に残る邦画作品です。

闇の子供たち

【後味の悪い映画】5位「偶然にも最悪な少年」

市原隼人や中島美嘉が主演を務めた事で話題を集め、人気となった本作は2002年に発表された小説が原作となっています。それぞれの人物の心情や思惑が交差したおすすめの邦画作品です。

在日朝鮮人であるカネシロヒデノリは日本人からも在日朝鮮人からもいじめを受けていました。ヒデノリは学校にもほとんど行かずいじめを受けてもへらへらと笑って日々を過ごしています。そんなある日CDショップで万引きをして捕まりそうになるのですが、不良グループのタローに助けられることから物語が動き出します。

自殺してしまった姉を韓国まで運ぼうと奮闘する姿、またその行動に巻き込まれていく人々の葛藤など、さまざまな憶測が飛び交い後味の悪い印象を与えてくれる映画となりました。

偶然にも最悪な少年

【後味の悪い映画】邦画編ランキング4～1位！

【後味の悪い映画】4位「リリィ・シュシュのすべて」

後味の悪い映画ランキング第4位の本作の原作は誰での書き込みができる実験的なインターネット小説より誕生した作品です。作中ではいじめや万引き、援助交際などの社会の闇を最大限に表現された映画作品です。

中学生の蓮見雄一は同じクラスの優等生・星野修介と仲良くなりました。夏休みの事二人は仲間たちと共に旅行に行くことになります。そこで星野はなんと二度も命の危険にさらされることになるのです。星野は旅行から戻ると豹変、蓮見はいじめの対象となってしまいました。

夏休みの起きてしまった出来事によって本能のまま、自分の世界を変えてしまった中学生星野、力がすべての世界で自らさえ救おうともがく姿に釘付けになる事間違いありません。

リリィ・シュシュのすべて

【後味の悪い映画】3位「害虫」

日常から切り離されてしまった少女の物語を描いた本作は監督自身が「サチ子こそが害虫であり、ゴジラである」とさえコメントを残しています。2002年日本映画プロフェッショナル大賞作品賞・監督賞受賞、2001年ヴェネツィア国際映画祭正式出品作品など評価の高い映画となりました。

主人公のサチ子には父親がいません、また母親は自殺未遂を犯していました。サチ子は小学時代の担任の先生に恋をしていましたが、そのせいなのか先生は職を失い原発で働いています。どこにも居場所のないサチ子はある男と出会いますがその男もやくざに殺されてしまいました。

意図せずとも周囲の人間を破滅へと導いてしまう少女を「害虫」と表現、どこにも居場所を見つけられずに、周りの人間が不幸になっていく様は胸糞悪いと感じる事でしょう。しかしどこか目の離せない世界観がとても人気でおすすめの作品です。

害虫

【後味の悪い映画】2位「ゆれる」

後味の悪い邦画作品としてランキング入りした本作は西川美和監督の蛇イチゴ」に続く長編第2作目となりました。第59回カンヌ国際映画祭監督週間 正式出品作品として高く評価され、第30回日本アカデミー賞優秀主演男優賞などの多くの映画賞を受賞しました。

真家の猛は母親が亡くなったことで久方ぶりに実家に帰ってきました。兄が切り盛りしているガソリンスタンドで働いている昔の恋人とも再会を果たします。恋人と兄と三人で渓谷に遊びに行くのですが、恋人はつり橋から落下してしまうのです。

性的なシーンもたびたび出てきて、大人な雰囲気をまとっていますが恋人がつり橋から落ちてしまう事によって物語がぐっと変化していきます。果たして事故なのか事件なのか…さまざまな思いが交差し、ただならぬ雰囲気を醸し出しています。

ゆれる

【後味の悪い映画】1位「松ヶ根乱射事件」

後味の悪い映画作品ランキング堂々の第1位は「松ヶ根乱射事件」です。「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督の第六作目になります。人間とはなんなのか、おかしな生き物ではないかと問いかけてくるような作品です。

1990年、雪国のとある田舎に双子の兄弟がいました。兄の方と言えば半端もので上京したもののすぐに帰ってきて実家を手伝っていました。逆に弟は警察官となって立派に働いています。ある日のことひき逃げが起こって女性が被害にあってしまいますが、あろう事か女性は検死中に生き返るのです。

田舎町での平和な日々が、徐々に壊れていきそして主人公さえも少しずつずれていくのです。日常を浸食するような恐怖に胸糞悪いと感じる事でしょう。なかなか作りこまれた世界観に密かに人気の高い作品です。

松ヶ根乱射事件

日本映画の特徴を最大限に生かした作品

後味の悪い作品は邦画の真骨頂

観た後気分が滅入ってしまったり落ち込んでしまうような映画作品は日本映画の真骨頂であると言えます。邦画の特徴はやはり、日常に潜む恐怖や浸食されていくような雰囲気でしょう。胸糞悪いと感じる映画作品では邦画の力が発揮されているのです。

リアリティの高さが売り

日本映画は海外の映画に比べて、とてもリアリティに迫った作品が多く存在しています。如何に私たちの日常に近づけられるかが売りであると言えるでしょう。そのため映画を通して自分たちの日常と無意識に比べてみてしまうほどなのです。

おすすめの胸糞悪い邦画をチェック！

おすすめ邦画のランキングを参考にする

後味の悪い映画作品は数々存在していますね、たまには胸糞悪いと思うような邦画を見たいと思う事もあるでしょう、しかしなかなか見るものに困っちゃうなんてこともありますよね？そんなときは是非ランキングなどを参考にしてみましょう。詳細なども載っていますから自分の好みのものを探せるはずです。

どのランキングにも入っている胸糞悪い邦画は不動の人気でおすすめ！

色んなランキングを見ていると必ずと言っていいほどランキング入りしている作品があると思います。そんな映画は誰からも人気があり不動な作品ですのでおすすめでしょう。メジャーなものから鑑賞するのも良いですね。

人気邦画の中でも胸糞悪い物は外せない

邦画の最大の特徴はやはり、リアリティの高さや日本映画独自の世界観にあると思うのです。日本のホラー映画は海外のものと比べて日常的な怖さや不気味さが反映されていますから、胸糞悪いものや後味の悪いと感じる作品は外せないでしょう。

邦画の良さを最大限に活かしている

長くランキングに入っている胸糞悪い人気作品もたくさんある

人気の高い作品は劇場での公開期間が終わってしまっていたとしてもいつまでも愛されているものです。長きにわたってランキングに乗っているような作品は、どの世代にもヒットしていると言えるでしょう。そのため誰にも見てほしいおすすめの良作となっているのです。

自分と重ねてしまうような胸糞悪さ

胸糞悪い映画作品の中にはあまりにも私たちの現実と似すぎていて、自分の日常と重ね合わせてしまうような作品が多くあります。まるで本当にあったかのようなリアルさに気持ち悪ささえ覚えるほどでしょう。

後味の悪い映画を見て日常に感謝しよう！

いかがでしたでしょうか？ここまで後味の悪い映画ランキングを軸に胸糞悪いと感じる邦画作品の魅力についてみてきました。映画の世界であるからこそ、落ち込んでいるときに後味の悪い映画作品を見る事で自分の日常を大切に思える事でしょう！たまには落ち着いてこのような作品に触れるのもいい機会かもしれませんね。

 

提供・BELCY

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