「年収500万円」を超える人の割合はどれくらい? 「年収500万円」を「目指すポイント」などを解説
「大金持ち」にはならなくても、安定した収入を得たいと考える人は多いでしょう。特に「年収500万円」は、一つの目標として現実的かつ手堅いラインといえます。では、日本ではどれくらいの人が年収500万円を超えているのでしょうか?   今回は、年収500万円の割合や、目指すポイントなどを解説します。

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年収500万円の人の割合

国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によれば、日本国内の給与所得者数は5076万人で、平均年収は460万円でした。
 
性別で見ると、男性の給与所得者は2887万人、平均年収は569万円です。一方、女性の給与所得者は2189万人で、平均年収は316万円であることが分かっています。また、1年間を通じて勤務した給与所得者5076万人の給与階級別分布は表1の通りです。
 
表1

100万円以下 8.1%
100万円超~200万円以下 12.3%
200万円超~300万円以下 14.0%
300万円超~400万円以下 16.3%
400万円超~500万円以下 15.4%
500万円以上 33.8%

※国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
 
年収500万円以上を稼ぐ人は全体の約3割に上ることが分かりました。
 

年収500万円を目指す3つのポイント

年収500万円を目指すためには、次の3つのポイントを意識することが重要です。
 

自分への投資を怠らない

自身のスキルや知識を磨くことは、年収アップに直結すると考えられます。例えば、仕事に役立つ資格を取得すれば、資格手当や昇給のチャンスを得られる可能性があります。
 
また、仕事に関係する書籍の購読やセミナーへの参加を通じてスキルを高めることで、キャリアアップを目指すのもよいでしょう。
 

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