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まな板や包丁に菌が繁殖する主な原因
まな板や包丁に菌が繁殖する主な原因は、以下の3つです。
・使用頻度の高さと不十分な乾燥
・生肉や魚の汚れが残ること
・まな板の傷に溜まる汚れ
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
使用頻度の高さと不十分な乾燥
まな板や包丁は毎日の調理で頻繁に使われる傾向があるため、汚れや雑菌が付着しやすい調理器具だといわれています。また、洗った後にまな板を十分乾燥せずに再び使うような湿った状態は、雑菌が繁殖しやすい環境になるようです。
生肉や魚の汚れが残ること
まな板や包丁で生肉や魚を扱った後は雑菌が付着しやすくなるといわれています。これらにはO-157やカンピロバクター、ノロウイルスといった食中毒の原因となる菌が含まれる場合もあります。
通常の洗浄だけでは落としきれない場合があるため、除菌が重要です。
まな板の傷に溜まる汚れ
まな板は包丁の使用による傷に汚れや水分が溜まり、雑菌が繁殖しやすい状態を作るようです。雑菌は食材の残りカスや湿気を栄養源として増殖するため、洗剤による洗浄に加えて定期的な除菌を行う必要があるといわれています。
生肉が触れた調理器具:洗浄と消毒のポイント
生肉が触れた調理器具は、消毒を徹底しましょう。東京都医療局によると、熱湯消毒を行う際は、75℃以上を1分以上保つように、熱湯をゆっくりかけるか煮沸するとよいようです。
漂白剤を使う場合は、使用方法を確認し、十分に流水で洗い流します。まな板は、使用面だけでなく裏面や側面も洗い、包丁は柄を含めて全体を丁寧に清潔にしましょう。
特に傷が多い古いまな板や木製まな板は汚れが落ちにくい傾向があるため、丁寧に洗浄し、消毒時間を長めに取ることが大切です。