ベンツにおける修理費用の相場は? 修理費用が高いのはなぜ?
高級車の代表格ともいえるベンツに憧れがある方も少なくないはずです。しかし、実際に気になるのはコストでしょう。そこで、本記事ではベンツの修理費用や維持費について解説します。

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ベンツにおける修理費用の相場

ベンツに限った話ではありませんが、自動車の修理費用は部品や修理内容によって異なります。修理費用には部品代に加えて工賃がかかりますが、作業工数によっても費用は変化するでしょう。また、修理を依頼する店舗によっても費用は異なります。
 
輸入車・高級車の修理専門店で提示されている、修理費用の参考価格を以下にまとめました。
 

・ブレーキパッドの交換:約10万円
・燃料ポンプの交換:約15万円
・オルタネーターの交換:15万円以上
・エアコンコンプレッサの交換:約30万円

 
上記の費用はあくまで一例です。仮に修理内容は同様でも、店舗によって価格は変化するでしょう。また、別の修理専門工場で提示されている、ベンツAクラスの修理にかかる工賃を以下にまとめました。
 

・テスター診断:6600円~
・Fベルト交換:7700円~
・エアエレメント交換:3300円~
・スパークプラグ交換:5060円~
・パワーウィンドウレギュレータ交換:1万3200円~
・Rブレーキパット交換:5060円~
・Rブレーキローター交換:8800円~
・Fブレーキパット交換:5060円~
・Fブレーキローター交換:8800円~

 
費用はベンツのクラスによって異なります。なお、ベンツのAクラスはエントリーモデルとして親しまれており、最も手軽な価格帯のモデルです。
 

ベンツの修理費用が高い理由

ベンツに必要な部品の多くは、メーカーの本拠地であるドイツをはじめ、ほとんどがヨーロッパで生産されています。その部品を日本へ輸送するためには、航空運賃や海上運賃といったコストが必要です。そのため、国内で部品が供給される国産車と比較すると、修理費用が高額になってしまいます。
 
また、ベンツで使用されている部品の価格が割高であることも修理費用が高くなる理由の1つです。ベンツは高級車ですが、部品の品質が高いことも特徴といえます。部品の品質が高ければコストも上がりますが、それが修理費用にも反映されるのです。
 

ベンツの修理費用を安く抑える方法