
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
生活費の平均相場
総務省統計局が実施した家計調査によると、2人以上世帯で世帯年収が350〜400万円の世帯における1ヶ月当たりの消費支出の平均は24万6268円とされています。
ただし、この消費支出は家賃や食費、光熱費以外の科目も含まれています。例えば、衣服代や通信費、医療費などです。
上記の消費支出のうち、家賃の支出は6159円、食費は7万2696円、光熱費は2万3387円となっており、合計は10万2242円です。つまり、3点を合計した平均的な支出額といえるでしょう。
ただし、家賃が6159円である点には注意が必要です。持ち家率が88%を超えていることもあり、持ち家世帯が平均値を大幅に下げていると考えられます。持ち家である場合、基本的に家賃はかからないからです。そのため、賃貸のみで試算した場合はより高い支出額になるはずです。
タイトルの状況と平均的な支出額を比較すると、10万円ほどの差があります。あくまで個人の感覚次第ではありますが、使いすぎと判断せざるを得ないでしょう。
支出を減らすための節約方法
家計における支出は、大きく固定費と変動費の2つに分かれます。固定費に代表される支出は、住居費用や光熱費、通信費、保険料などです。対して、食費や日用品費、交際費などは変動費に該当します。
固定費における、おすすめの節約方法は以下の通りです。