クレジットカードの限度額が「50万円」ですが、「100万円」まで上げたいです。社会人3年目の場合、限度額を引き上げることは可能でしょうか?
「クレジットカードの限度額を増やしたいけど、社会人3年目でも引き上げは可能?」と疑問に思う人もいます。社会人3年目であっても限度額を引き上げることは可能であるものの、明確な審査基準が公表されているわけではないため、誰しも限度額を引き上げられるわけではありません。   本記事では、クレジットカードの限度額について解説します。限度額を引き上げやすくする方法についても触れているため、参考にしてください。

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クレジットカードの限度額とは

クレジットカードは契約時に、どれくらいのお金を使えるか「利用限度額」が決められます。限度額以内であれば、回数に制限はなく何度利用しても構いません。クレジットカードは後払いであるため、際限なく利用して支払いが難しくならないよう、あらかじめ利用限度額が設定されています。
 
本項では、クレジットカードの利用限度額の仕組みや、どのように決められるのかについて解説します。

 

クレジットカード限度額の仕組み

クレジットカードには、3つの枠があります。
 

・ショッピング枠
・ショッピング枠内の割賦枠
・キャッシング枠

 
ショッピング枠は、買い物の際に利用するものです。ショッピング枠の中で分割払いやリボ払いで支払う枠が割賦枠で、ここには手数料等も含まれます。キャッシング枠は現金の借り入れを指します。これら3つをあわせて、利用限度額となります。
 
限度額に達しても、引き落としされてから数日程度でリセットされる傾向です。

 

限度額は収入による目安がある

収入によって、利用限度額のおおまかな目安がわかります。目安について図表1で見ていきましょう。
 
【図表1】

年収 限度額目安
150万円以下 10~30万円
300万円以下 10~50万円
400万円以下 30~150万円
500万円程度 50~300万円
1000万円以上 最低100万円以上