
▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
自治体の粗大ごみ回収を依頼する
住んでいる自治体に依頼すると、家具などの粗大ごみを回収してもらえます。申込方法やごみの出し方のルール、回収スケジュール、手数料の金額などは自治体によって異なるため、公式ホームページなどで必ず確認しましょう。
多くの自治体で、インターネットや電話での受付を行っており、地域のスーパーやコンビニ、郵便局などで販売している手数料分の専用チケットを購入することで手数料を支払えます。指定の日時にチケットを貼付した粗大ごみを家の前に出しておくか、指定の集積所に自分で持ち込むことで回収が完了するのが一般的です。
手数料の金額は自治体や粗大ごみの種類・サイズなどで異なります。例えば、東京都北区や新宿区では、粗大ごみの種類に応じて1点当たり400~3200円で回収を行っています。自治体に粗大ごみ回収を依頼する主なメリットは、次のような点です。
・比較的安い費用で利用できる
・申し込みさえすれば面倒なやり取りがほとんど必要ない
・自治体に適切な方法で処分してもらえる
一方で次のようなデメリットもあります。
・自分でごみを指定の方法で解体したり指定の場所まで運んだりする必要がある
・申し込み後すぐに回収してもらえるとは限らない
不用品回収業者を利用する
家具、家電、食器、寝具などの家財道具、書籍やおもちゃ、趣味の品などの不用品の回収を行う専門業者もいます。
不用品回収業者に依頼すると、指定した日に自宅を訪問して査定や回収をしてもらえ、運搬などの作業も全て引き受けてもらえるのが一般的です。依頼できる作業や家具の大きさなどの範囲は業者によって異なるため、依頼する前にしっかり確認しましょう。
不用品回収の料金は多くの場合、不用品1点単位または使用するトラックの大きさで料金が決まる「詰み放題」形式で、1万円未満から5、6万円までと価格帯の幅が広いのが特徴です。処分が必要な物品が多い場合には詰み放題、少ない場合は1点単位のプランを使い分けるとよいでしょう。
回収された不用品はリユースやリサイクルに回されるのが一般的ですが、なかには不法投棄などの違法行為をする業者もいるようです。また、不当な高額請求によるトラブルの事例もあるため、ユーザーレビューなども参考にしながら信用できる業者を探しましょう。
不用品回収業者のメリットは次のようなものです。