親からの仕送りや小遣い「ゼロ」で生活する学生はどのくらいいる?一人暮らしで最低限“必要”な費用はいくらくらい?
遠方の大学に通うため、高校卒業を機に一人暮らしを始める学生もいるでしょう。一人暮らしには家賃や食費などさまざまな費用がかかるため、仕送りを受ける学生が多数いますが、なかには仕送り・小遣い「ゼロ」で生活している方もいます。   では、具体的に仕送り・小遣い「ゼロ」で生計を立てている学生はどれくらいいるのでしょうか。ここでは、仕送りなしで生活している学生の割合についてご紹介します。また、一人暮らしに最低限必要な費用も解説します。

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仕送り・小遣い「ゼロ」の学生はどれくらい?

株式会社モデル百貨が自宅外から通う大学生の保護者500人を対象に実施した「大学生の仕送りについて」というアンケート調査によると、家賃を除く仕送り金額別の割合は以下の通りとなりました。

・仕送りはなし:3.2%
 
・~1万円:0.8%
 
・1万円超~2万円:2.6%
 
・2万円超~3万円:7.0%
 
・3万円超~4万円:10.6%
 
・4万円超~5万円:19.6%
 
・5万円超~6万円:21.8%
 
・6万円超~7万円:9.6%
 
・7万円超~8万円:8.6%
 
・8万円超~9万円:2.8%
 
・9万円超~10万円:9.6%
 
・10万円超:3.8%

家賃以外に仕送りをしていない家庭は全体の3.2%であり、また、家賃の平均額は5万2040円とのことでした。多くの学生が親から仕送り・小遣いをもらいながら学生生活を送っていると考えられるでしょう。
 
仕送りや小遣いがない学生は、奨学金をメインにしながら、アルバイトなどで自身に必要な費用を補っていると考えられます。
 

大学生への仕送りの平均額はいくらなのか