映画館の座席を前日に予約したら、当日カップルに「両側」を挟まれた! 善意でも座席を交換してあげるのはNGなの?「規約・禁止行為」を確認
映画を見に行くために予約する際、座席の選択で「両側に人がいない座席」を選ぶ人は多いのではないでしょうか。両側に人がいないほうが広々として快適に感じることも多く、わざわざ他人と隣り合った座席を購入するほうがレアケースでしょう。   しかし、事前予約では空席が多かったとしても、当日は席が埋まっていて複数人では並んで座れない場合もあります。当日席につこうとしたときに、自分を挟んでカップルなど2人連れらしき人が座っている場合、気を利かせて「自分がカップルのどちらかと座席を替わって、並んで座れるようにしてあげたほうがいいのでは」と思う人もいるかもしれません。   指定席を購入した映画館で、このように客同士の座席の交換は許されるのでしょうか。本記事では、映画館における規定と座席の交換の是非について解説していきます。

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最近の映画は指定席になっている

一昔前だと、映画のチケットを購入して入場した順に席を確保していくというスタイルを取る映画館もありましたが、最近は窓口でチケットを購入する際に座席を指定する、あるいはオンラインでチケットを購入する際に座席を指定する場合がほとんどです。
 
オンラインではチケットの販売状況や、座席の状況が分かるようになっているため、希望の座席がある場合や、複数人で並んで見たい場合は、早めに予約をしておくのが無難でしょう。
 

座席の交換は基本的に「NG」

映画のチケットを購入するということは、その映画館の規約に同意したということになります。TOHOシネマズには、「上映中止の場合を除いては、交通渋滞や駐車場渋滞による来場遅延等理由の如何にかかわらず、上映作品・時間・座席の変更およびご購入のキャンセル、払戻し等は一切受け付けていません」という規約があります。
 
この規約をもとに考えると、客同士の都合で座席を交換するのも規定違反になるといえるでしょう。たとえ善意の座席交換であっても、トラブルを避けるため、交換はしないほうがいいと考えられます。
 

映画館を利用するうえでの禁止行為