冬はヒートショックが怖いので、ガス式の「浴室暖房」を使います。5人家族なので「2時間」ほど使うのですが、ガス代はどのくらいかかるでしょうか?
寒い冬、お風呂は冷えきった体を温めてくれる癒やしの時間という人もいるでしょう。一方、冬場は浴室内での事故が増える傾向にあり、その一因として、急激な寒暖差によって心臓や血管に負担がかかる現象である「ヒートショック」があります。   「ヒートショック」と聞くと高齢者の問題と思いがちですが、若い人でも起こる可能性がないわけではありません。そのため、誰にとっても身近な問題であり、寒い冬を安全に過ごすための工夫が必要です。対策として浴室暖房の利用を検討する家庭もあるかと思いますが、毎日使うとなると、気になるのがコストではないでしょうか。   浴室暖房は電気式とガス式がありますが、本記事ではガス温水式の浴室暖房を毎日2時間使用した場合のガス代について検証し、光熱費を抑えるための具体的な方法を解説します。

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浴室暖房を毎日2時間使用した場合、1ヶ月のガス代は?

浴室暖房のガス代は機種によって違いがありますが、本記事では30分あたり約26円で計算します。この場合、1時間で約52円、2時間で約104円です。
これを1ヶ月間(30日間)続けた場合、

●1日:約104円
●1ヶ月:104円×30日=3120円

となります。この金額を見て、「思ったより高い」と感じる人もいれば、「安全のためなら妥当な額」と思う人もいるでしょう。ただし、浴室暖房の機種やお風呂の広さなど、使用する環境によってガス代が変わりますので、あくまで目安としてください。
 

ガス代を抑えるアイデア

浴室暖房を2時間つけっ放しにするのではなく、必要に応じてつけたり消したりすることで、ガス代を節約できます。大阪ガスでは、浴室だけでなく脱衣所も効率よく温めるために、入浴前にドアを開けて、15分間だけ浴室暖房を作動させることを推奨しています。15分あたりのガス代は、約13円です。

【ガス代を抑える具体例】