友人と行った居酒屋のお通しが「800円」だった! 普通より高く感じますが、断ることはできるのでしょうか…?
居酒屋に行くと、料理や飲み物を注文する前に「お通し」が提供されることが多くあります。しかし、そのお通しに800円もの料金がついていたら驚く人もいるのではないでしょうか。   どれくらいの金額が「お通し」代として適切なのか、高いからといって断ることが可能なのか気になる人も多いのではないでしょうか。   本記事では、お通しの意味や相場、800円という価格が高いかどうか、さらにお通し代を断る方法について解説します。

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お通しとは?

お通しとは、居酒屋や飲食店で注文の品が運ばれる前に出される軽食のことです。日本独自の文化であり、お通しが来ることで、注文品が調理されるまでの間の手持ち無沙汰を防げたり、お店の雰囲気をいち早くつかめたりします。
 
また、お店側にとっては売上の確保にもつながります
 

お通しの相場はいくら? 800円は高い?

お通しの料金は店舗や地域によって異なりますが、一般的な相場はいくらくらいなのでしょうか?
 
飲食店向けサービスを展開する「飲食店ドットコム」を運営する株式会社シンクロ・フードが2023年に行ったアンケート調査によると、お通しの価格としては「300~399円」が約40%と最も多くなっており、次いで「500~599円」が約21%、「400~499円」が約14%などとなっています。これらから、お通しはだいたい300~500円程度で提供されることが一般的と言えるでしょう。
 
ちなみに、本記事のような800円以上はわずか約4.4%です。お通しの価格が800円というのは、一般的な水準から見ると高いと言えるでしょう。
 
とはいえ、お通しの内容によっては800円でも納得できる場合があります。例えば、鮮度の良い刺し身や手の込んだ一品料理などが出された場合には、価格以上の価値を見いだすこともできるでしょう。一方で、どこでも出せるような簡単な品物の場合には「割高だ」と感じても無理はないかもしれません。
 

お通しは断ることができるの?