e-Taxを使って確定申告をする場合、所得税はどのように納付するのでしょうか?納付書が送られてくるのでしょうか?
個人事業主の方や副業による所得が年間20万円を超える方、医療費控除をはじめとした各種控除を申請する方は確定申告をする必要があります。   e-Taxを使って確定申告をした場合、いくつか選択肢の中から自分に合った納税方法を選択できます。どのような方法があるのかを確認し、自分に合った方法で期日までに納税しましょう。

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e-Taxで確定申告したときの納税方法

e-Taxを使えば、自宅や事務所にいながら確定申告ができます。税務署へ足を運んだり、必要書類を郵送したりする必要がないため、おすすめの確定申告方法です。
 
確定申告により納税が必要になった場合は、3月15日(2025年は3月17日)までに納税しなければなりません。なお、納税方法は以下のいずれかから選択します。
 

・振替納税
・ダイレクト納付(e-Taxによる口座振替)
・インターネットバンキング
・クレジットカード納付
・スマホアプリ納付
・コンビニ納付(QRコード)
・金融機関または税務署の窓口での現金納付

 
なお、確定申告の結果を踏まえて、税務署から納付書や納税通知書などによるお知らせが届くわけではありません。
 
もし現金納付を希望する場合は、税務署または金融機関に用意してある納付書に金額を記載したうえで、所轄税務署または金融機関(日本銀行歳入代理店)で納付する必要があります。
 

納税は電子納税が便利

電子納税を利用すると、24時間納付が可能で、税務署に出向く必要がありません。具体的には、ダイレクト納付(e-Taxによる口座振替)・インターネットバンキングが該当します。
 
ダイレクト納付は、e-Taxで確定申告後に事前に登録した預貯金口座から即時または指定日に振替で納付するため、納付漏れのリスクがありません。メッセージボックスに「処分通知書等」が届いたら、「納付区分番号通知」を確認し、「今すぐに納付される方」または「納付日を指定される方」のいずれかを選択しましょう。
 
インターネットバンキングの「登録方式」は、e-Taxで納付情報を事前に登録し、取得した納付区分番号を使用してインターネットバンキングから納付します。「入力方式」は事前登録が不要で、ATMから納付する方法です。
 
インターネットバンキングを使用する場合は、「登録方式」を用いると便利です。「登録方式」で納税する場合、e-Taxで申告したあと、メッセージボックスに「納付区分番号(10桁の数字)」が届きます。
 
続いて、金融機関のインターネットバンキングシステムにログインし、画面上から税金・各種料金払込みのメニューを選択します。 利用者識別番号等を入力する画面に推移したら、e-Taxのメッセージボックスに届いた番号を入力しましょう。
 
自宅や事務所から納税できれば、金融機関や税務署での窓口納付やコンビニ納付よりも、時間的・場所的な制約が少ないでしょう。納税者にとって、利便性が高い納税方法です。
 
また、電子納税では納付書による納税と同様に、振替手数料がかかりません。さらに、還付申告の場合はe-Taxを利用することで、早期に還付金を受け取れるメリットもあります。
 

まとめ