自然薯はご存じですか?なかなか食す機会はないですが、こだわりの自然薯メニューを中心にお土産や農産物も沢山取り揃えられている「茶茶」へ伺ってみてはいかがでしょうか?
自然薯とは
独特の強い粘りがあり、皮ごとすりおろしてすり鉢とすりこ木でグルグル混ぜることによって、なめらかできめ細かな食感になるのも特徴です。

熱々の麦ごはんとフワッとした自然薯は相性抜群!自然豊かな香りと味わいがします。

そのままでもじゅうぶん美味しいですが、2杯目以降はお醤油をかけたり薬味を加えて味わってみても。
たっぷりの自然薯を麦ごはんと混ぜ合わせて噛まずにズルズルッと喉越しを感じながら食べるのも、お勧めの食べかただそうです。


自然薯は山菜の王者として知られていますが、栄養成分的にも素晴らしくでんぷん質が良質で滋養強壮食として珍重されています。アミラーゼなどの酵素がたくさん含まれてるため、食べたものを速やかに消化吸収する作用もあるようです。
「茶茶」ではお櫃で提供される麦ごはんがおかわり自由ですので、たっぷり召し上がっても安心ですね♪
「茶茶」のメニューの一例
テーブルに案内されると、自然薯せんべいもサービスされます。
お箸は飛騨杉の間伐材を使っているそうで、手にしっくり馴染みます。

それでは、筆者家族がいただいた3品をご紹介します。
とろろ御膳 雅/1,650円
とろろがメインで、幾つかの小鉢も楽しめるメニューです。
出汁の旨味と自然薯の甘味を感じるとろろと、麦ごはんの分量はたっぷり。


小鉢も新鮮な土地のものが使われていて、美味しく食べられます。


お蕎麦にとろろをかけて食べると、一層喉越しが良くなって美味しいです。


とろろめし/1,188円
一番シンプルで、ただとろろを味わうためのメニューです。



とは言え、お漬物と麦ごはんだけでも飛騨高山らしさを感じられます。


むかごの天ぷら/880円

むかごは、自然薯が生育する際に茎の部分からできる実(肉芽)のことだそうです。外側はカリッと揚がっていてむかご自体はホクホクで、こちらもなかなか味わえない乙な味です。