
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
プラチナカードを持てる人の条件は? 年収も関係ある?
プラチナカードの所有条件は、クレジットカード会社によっても異なります。例えば、あるクレジットカード会社では、20歳以上で安定・継続した収入のある方かつ学生は対象外であることが最低条件です。
ほかにも、以下のような条件があるといわれています。
・支払いの遅延がない
・勤続年数
・勤務先の規模
・家族構成
・雇用形態
・年収
具体的な条件はどのクレジットカード会社も公表していないため、一概に年収がいくら、家族が何人などの明確な内容は不明です。
しかし、株式会社ゼロアクセルの「プラチナカードに関するアンケート調査」によると、所持者がプラチナカードを作成したときの年収は1000万円以上が最多回答でした。次いで、700~800万円未満の範囲となっています。
同調査によれば、なかには年収200万円以下でプラチナカードを作成した方もいるため、年収以外の条件も重要であると考えられるでしょう。
総利用枠が300万円の場合、どれくらいの年収が必要か
一般社団法人日本クレジット協会によると、クレジットカードの利用・作成の審査にあたり、「支払可能見込額」を算定することが、割賦販売法により義務付けられています。「支払可能見込額」を超えるクレジット契約は原則としてできません。
支払可能見込額の基本的な計算方法は以下の通りです。
「年収-生活維持費-クレジット債務」
また、生活維持費は、法律により定められており、経済産業省の資料によれば、基本となる生活維持費は表1の通りです。
表1
1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 | |
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住宅所有かつ住宅ローンなし | 90万円 | 136万円 | 169万円 | 200万円 |
住宅不所有かつ家賃支払いなし | ||||
住宅所有かつ住宅ローンあり | 116万円 | 177万円 | 209万円 | 240万円 |
住宅不所有かつ家賃支払いあり |