
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
給与所得者の平均年収と年収階級の分布
国税庁長官官房企画課が実施した「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者における1人当たりの平均年収は、460万円とされています。このうち、正社員(正職員)のみでの集計では530万円となっており、70万円ほどの差があります。なお、1年を通じて勤務した給与所得者の平均年齢は47.0歳です。
平均年収を男女別に見てみると、男性の平均年収は569万円であるのに対し、女性は316万円と大きな差があることが分かりました。なお、平均年齢は男性が47.1歳、女性は47.0歳と、差はほぼありません。
同調査における年収階級別の分布を見てみると、300万円超400万円以下の割合が最も多く、全体の16.3%を占めています。次に多いのは400万円超500万円以下であり、その割合は15.4%です。なお、年収が400万円以下の割合は50.7%となっており、全体の半数以上を占めています。また、年収700万円超800万円以下の割合は4.9%となっており、少数派だといえるでしょう。
年収階級の分布においても平均年収と同様に、男女で差が出ています。
男性は400万円超500万円以下の割合が最も多く、17.5%です。次に多いのは300万円超400万円以下で、14.9%となっています。女性で最も多いのは、100万円超200万円以下で20.5%、次に多いのが200万円超300万円以下の19.6%です。
年収を上げる方法
年収に不満がある場合や、将来的に目標としている年収があるなら、何らかの方法で年収を上げていく必要があるといえます。
以下に、年収を上げるための方法をまとめました。