「ポケット型Wi-Fi」「ホームルーター」「光回線」インターネット回線で一番コストがよいのはどれ?比較して解説
家庭でインターネットを利用する選択肢には、「ポケット型Wi-Fi」「ホームルーター」「光回線」などがあります。利用する目的はどれもインターネット通信のためですが、仕組みや性能、料金にも違いがあり、どれを選べばよいか分からない方がいるかもしれません。   本記事では、3つの回線のメリット・デメリットを比較し、一番コストがよいのはどの通信か検証します。

「ポケットWi-Fi」「ホームルーター」「光回線」の違い

ポケットWi-Fi、ホームルーター、光回線はインターネットを家の中で使う手段ですが、それぞれに違いがあります。
 

通信速度

通信速度は光回線だと最大10ギガBPS、1ギガBPSの高速通信に対応しています。ポケットWi-Fiやホームルーターの場合、5G対応か4G対応かによって速度は変わってきます。5G対応のものであれば、受信時で最大4.2ギガBPSに対応するものもありますが、4Gの場合440メガBPS対応です。
 
利用する場所が、光回線対応エリアか5G対応エリアかといった条件によりますが、全てのサービスが利用できるエリアでは、光回線が10ギガBPS対応のため、高速通信が利用できるといえます。
 

速度制限

光回線に速度制限はありませんが、一定期間に膨大なデータ通信を行った際、プロバイダーや回線事業者の基準により速度制限がかかる場合があるようです。
 
一方ポケットWi-Fiやホームルーターの場合、5G、4Gにおける通信回線を利用しているため、使用は無制限ではありません。混雑時や契約内容によって一定量の通信を行うと速度制限がかかります。
 

月額料金

光回線の場合、10ギガと1ギガで料金に違いがあります。ある光回線の場合、10ギガプランで月額6380円からとなっており、1ギガプランではマンションの場合は月額4400円から、戸建ての場合は月額5720円からとなっています。
 
ポケットWi-Fiの場合、5G対応かつ月間データ容量上限なしで、月額5500円程度です。またホームルータープラン5Gの場合5200円前後となっています。また、4Gでの契約の場合は月額4900円が目安です。
 
このことから、3つの回線とも金額差はほとんどないものの、5G対応エリア以外での利用では、ポケットWi-Fiやホームルーターの利用が低料金だといえます。
 

「ポケットWi-Fi」「ホームルーター」「光回線」のメリット・デメリット