
「ポイント還元10%」と「現金値引き8%」を比較
「ポイント還元10%」の店で1万円の買い物をした場合、1万円の10%分である1000円分のポイントが還元されます。還元されたポイントは、次に購入する商品に使うことが一般的なため、使うなら2回の買い物が必要です。
2回目に1000円分の買い物をしてポイントで支払うと、実質0円で購入できることになります。1回目と2回目の出費を合わせると本来なら1万1000円ですが、ポイントを使用することで1万円の出費となるためお得に購入可能です。計算してみると、実際の割引率は約9.1%となります。
一方で「現金値引き8%」の場合は、購入した金額から8%割引されるということなので、この場合は「ポイント還元10%」の方がお得です。
「現金値引き10%」の場合
「現金値引き8%」よりも「ポイント還元10%」の方がお得なことが分かりましたが、「現金値引き10%」の場合はどうなるのか見ていきましょう。「現金値引き10%」だと1万円の買い物をした際に、その場で1000円値引きされることになります。
そのため、支払う額は9000円で、割引率は10%です。このことから、実際はポイント還元よりも、現金値引きの方がお得なことが分かるでしょう。