1日12時間「風呂自動」をつけっぱなしにすると1ヶ月当たりの電気代とガス代はどのくらいかかる?
お風呂の自動保温をつけっぱなしにした場合、どれくらいの光熱費がかかるのか疑問に思う方もいるでしょう。家族によっては朝入る方や夜入る方がいるため、「風呂自動」のオンオフが難しいところです。   この記事では、自動保温を12時間つけっぱなしにした場合にかかる、1ヶ月当たりの電気代とガス代を具体的に計算してご紹介します。さらに、節約するためのポイントも解説するので、光熱費を賢く節約したい方はぜひ参考にしてください。

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「風呂自動」をつけっぱなしにした場合の電気代とガス代

「風呂自動」をつけたままの状態でかかる電気代は、月に数十円程度、年間で数百円程度です。お湯を出さなくても電源をつけたままにしておくと、電気代がかかります。
 
「風呂自動」をつけたままにしても保温していなければガス代はかかりませんが、つけっぱなしにしておくと、忘れて使用した際にお湯が出てしまいガス代がかかる可能性もあります。少しでも電気代やガス代をおさえたい方は、こまめに切るようにするとよいでしょう。
 

自動保温にかかる電気代

ここからは、自動保温にかかる電気代を見ていきましょう。お風呂のお湯の温度はフタをした状態でも2時間で約2度下がるといわれています。
 
40度のお湯を12時間そのままにしておくと28度となるため、200リットルのお湯を追い焚きする場合、1日当たり約67円で1ヶ月にすると約865円の電気代がかかります。ただし、電気の種類によってはかかる料金が異なる場合もあるため、目安として参考にしてください。
 

自動保温にかかるガス代

1ヶ月当たりの自動保温にかかるガス代を、以下の条件のもと見ていきましょう。


・都市ガス
・1ヶ月のガス使用量:30立方メートル
・ガス基本料金:1056円
・1立方メートル当たりの料金:164.05円
・温度差:12度