
▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
床暖房の種類
床暖房には大きく分けて、電気式と温水式の2種類があります。
電気式の床暖房
電気式は床下に設置する発熱線や発熱体に電気を通して部屋を暖め、熱源は電熱線式、蓄熱式、PTCヒーター式などがあります。
メリット:初期費用が安い、部分的に設置できる、メンテナンスがほぼ不要
デメリット:ランニングコストが高くなる可能性にある、立ち上がりが遅い、温度ムラが発生する可能性がある
温水式の床暖房
温水式は床下に設置するパイプに温水をめぐらせて暖める方法で、温水を作る方法はガス式、ヒートポンプ式、灯油式などがあります。
メリット:ランニングコストが安い傾向にある、立ち上がりが早い、温度ムラが少ない
デメリット:初期費用が高くなる傾向にある、部分的な設置は不向き、定期的なメンテナンスが必要な場合もある
床暖房を設置する場合に、初期費用を安くおさえたいなら電気式、ランニングコストを安くおさえたいなら温水式がよいかもしれません。ただし、電気式・温水式のどちらもメリット・デメリットがあるため、予算・設置場所・設置面積に応じて選ぶとよいでしょう。
3日間床暖房をつけっぱなしにしてしまった場合の電気代
床暖房の電気代は電気式と温水式で大きく異なり、電気式のほうが温水式に比べて2倍程度かかるといわれています。今回は、電気式の床暖房にかかる費用を見ていきましょう。
ある床暖房(10畳用)を次の条件で1ヶ月使用した場合の電気代は、約8400円とされています。
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