「大雪」で新幹線・飛行機が運休!? キャンセル料や払い戻しルールを解説
大雪などの悪天候によって、飛行機や新幹線が運休・欠航となるケースは珍しくありません。こうした状況に直面した際、乗客はどのような対応を取るべきなのでしょうか。キャンセル料の発生や返金対応の可否は、各交通機関によって異なります。   本記事では、新幹線や飛行機のキャンセル規定や返金ルールを詳しく解説し、宿泊施設のキャンセル対応についても紹介します。

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新幹線のキャンセル料・払い戻しルール

大雪の影響で新幹線が運休や大幅な遅延となった場合、いくつかの対応が取られます。まず、乗車予定の新幹線が運休した場合、購入した切符は全額払い戻しが可能です。遅延が発生した場合には、2時間以上の遅れで乗車券と特急券の払い戻しが認められます。
 
払い戻しの手続きは、JRの窓口やオンライン予約サービスを通じて行うことができます。また、運休が決定した際には、同区間の別の列車への変更も可能ですが、席の確保は先着順となるため、早めの対応が求められます。
 

飛行機のキャンセル料・払い戻しルール

飛行機が大雪の影響で欠航となった場合、各航空会社では主に二つの対応を取ります。一つは、運賃の全額返金で、振込やクレジットカード決済を利用していた場合は、元の支払い方法で払い戻しが行われます。もう一つは、空席のある他の便への無料振替対応です。
 
遅延の場合も、航空会社の判断により出発が一定時間以上遅れる場合には、キャンセルや払い戻しが認められることもあります。手続きは、航空会社の公式サイトやアプリ、または空港のカウンターで対応が可能ですが、格安航空会社(LCC)では振替ルールが異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
 

宿泊施設のキャンセル料の対応

旅行先への移動が大雪の影響で困難になった場合、宿泊施設のキャンセル対応は施設ごとに異なります。基本的には予約時のキャンセルポリシーが適用されるため、通常通りキャンセル料が発生する可能性があります。
 
しかし、一部のホテルや旅館では、天候による交通機関の影響を考慮し、柔軟な対応を取る場合もあります。宿泊施設に直接連絡を取り、状況を説明することで、無料キャンセルや日程変更が可能になるケースもあるため、早めの対応が望ましいでしょう。
 

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