めいの結婚式に「200万円」出したという姉夫婦。わが家は娘の式に「100万円」ほどしか出せないのですが、少なすぎるでしょうか…?
子どもが結婚式を挙げることになったら、少しでも多く資金援助をしてあげたいと考える親は多いのではないでしょうか。しかし、日々の生活を考えると多額の援助は厳しいところ。そんな中、周囲から「数百万円を援助した」「親が全額出した」と聞くと焦ってしまいますよね。   本記事では結婚式で親が資金援助する場合どれくらいの金額が妥当なのか、子どもが結婚式をする場合に親が用意する費用について解説します。

▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?

結婚式で親からの資金援助は100万円~200万円が多い

「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によると、挙式や披露宴、ウェディングパーティーを開くにあたって親から資金援助を受けたカップルは74.2%となっています。援助の金額は家庭により異なりますが、平均すると168万6000円(全国、推計値)です。100万円~200万円未満の資金援助をしている親が最も多い結果です。
 
調査では、3割近いカップルが親の資金援助なしで結婚式を挙げていることが分かりました。結婚が家と家の結びつきと考えられ、結婚費用を親が負担するのは当然とされていた時代もありましたが、変化しているのですね。
 
子どもが結婚式などを開くにあたり、多くの親の資金援助が100万円~200万円未満にとどまっていること、結婚するカップル全体のうち3割近くが資金援助なしで式を挙げていることを考えると、100万円の資金援助は少なくはないでしょう。
 

資金援助ではなくご祝儀なら30万円ほど用意

結婚資金の援助はしないとしても、子どもにご祝儀を渡す親も多いでしょう。結婚式で親はゲストではないため、ご祝儀という表現ではなく、お祝い金として考えましょう。
 
親から子どもに包む金額は10万円~30万円が一般的といわれています。結婚式で必要な料理や引き出物のお金に、お祝いの気持ちを加えた程度の金額ですね。親から子へ渡すお祝い金の目安は、友人・知人よりも高額になるようです。
 
子どもが結婚式を挙げる際に資金援助をしない場合、親は最低でも30万円ほど用意しておくと安心でしょう。
 

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