個人情報が詰まった「マイナンバーカード」を紛失…!再発行の「時間」や「手数料」はどのくらいかかる?
マイナンバーカードには個人情報が詰まっているだけに、紛失は一大事です。拾った人に悪用されるリスクもあるため、対応は一刻を争います。また、マイナンバーカードを日常的に利用する人は、再発行をできる限り早く申請したいところでしょう。   そこで今回は、マイナンバーカードを紛失した場合の再発行手続きについて解説します。

▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?

マイナンバーカードを再発行するための3つのステップ

マイナンバーカードを再発行するためには、次の3つのステップを踏む必要があります。
 

ステップ1:総合フリーダイヤルに電話をする

悪用を防ぐために、マイナンバーカードの機能を停止させます。総合フリーダイヤルに電話し、音声ガイダンスに従ってください。停止手続きは24時間365日可能のようです。
 

ステップ2:警察に遺失届を提出する

再発行の際に、遺失届の受理番号が必要なため、控えをとりましょう。ただし、自宅内で紛失した可能性が高い場合は、遺失届が受理されないかもしれません。その場合は、市区町村窓口での再発行手続きの際に、自宅で紛失した旨を伝えるといいでしょう。
 

ステップ3:市区町村窓口で紛失手続きと再発行申請をする

マイナンバーカードを紛失したことを市区町村窓口に伝え、再発行を申請します。自治体にもよりますが、申請から再発行までに2~3ヶ月かかることもあるそうです。
 
なお、令和6年12月に始まった「特急発行・交付制度」を利用すれば、申請から原則1週間でマイナンバーカードが自宅に届きます。ただし、特急発行・交付制度を利用できるのは、紛失から30日以内です。また、手数料が通常の再発行よりも高く設定されています。
 

必要書類は市区町村によって異なる

マイナンバーカードの再発行に必要な書類は、市区町村によって異なります。そのため、お住まいの市区町村のホームページを確認するか、窓口に問い合わせるといいでしょう。
 
ここでは参考として、東京都世田谷区で申請する場合の必要書類を掲載します。