冬の電気代が高い理由は? 電気代をおさえるためのポイントを解説
今年の冬は暖冬といわれていますが、寒さを感じる日も多く、暖房は欠かせません。健康のためとはいえ、電気代やガス代が家計を圧迫するのが悩ましいところです。   本記事を参考に、少しの工夫でエネルギーの消費を抑え、快適さを保ちながら節約できる方法を取り入れてみませんか?

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冬の電気代が高い理由

冬の電気代が高くなる主な理由は以下の3つなどがあります。
 

暖房器具の消費電力が大きい

冬は寒さ対策として暖房器具を使用する頻度が高くなります。エアコンやファンヒーター、電気毛布などの暖房器具は消費電力が高いため、使用時間が長いほど電気代が増加します。
 

家で過ごす時間が増える

冬は日照時間が短く外出を控える傾向があるため、家で過ごす時間が長くなります。その結果、照明や電化製品の使用頻度が上がり、電力消費が増加します。
 

乾燥機の利用頻度が上がる

冬は気温が低く湿度も低いため、洗濯物が外で乾きにくくなります。そのため、乾燥機を使う機会が増え、電気代が高くなる要因となります。
 

冬場の電気代を抑えるポイント

冬場の電気代を抑えるには、季節に合わせた工夫がポイントです。以下に効果的な4つの節約方法をご紹介します。
 

断熱シートで熱を逃がさない

室内の暖かい空気が外に漏れるのを防ぐために、窓に断熱シートを貼るのがおすすめです。暖房効率が上がるため、電気代を節約できます。このシートは手軽に手に入り、最近では100円ショップでも購入可能です。
 
ドアや床の隙間を埋めるクッション材や、カーテンの隙間を防ぐアイテムも併用することでさらに効果が期待できます。
 

家電の設定を調整する

冷蔵庫の温度を冬用に「中」に設定すると、余分な電力消費を抑えられます。これだけでも年間でかなりの節約が可能です。
 
また、トイレの便座温度を控えめに設定し、使わないときはフタを閉めるといった小さな工夫も、電気代の削減につながります。
 

部分的な暖房を活用する