
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
年収800万円を狙える業種
国税庁による令和5年分の民間給与実態統計調査によると、どの業種も平均年収は800万円を超えていません。最も近いのは電気・ガス・熱供給・水道業で、平均年収は775万円です。なお、全体平均は460万円となっています。
同調査における、業種別かつ年収階級別の構成割合を見てみると、平均年収が800万円を超えている割合が最も多いのは電気・ガス・熱供給・水道業で、41.1%です。
なお、次点で多いのは金融業・保険業の26.7%、続いて情報通信業が24.4%を記録しています。給与所得者の4分の1ほどが年収800万円を超えていると考えると、これらの業種においては年収800万円を狙える可能性があるといえるでしょう。
年収を上げる方法
高い年収を得るためには、根本的に高収入な仕事につくことが重要だと考えられます。しかし、「高い年収を得る」という目標を達成するには、働きながら年収を上げていくことも重要な方法の1つといえます。
以下に、年収を上げる方法の一例をまとめました。
・昇進や昇給を目指す
・年収が高い部署へ異動する
・年収アップにつながるスキルを磨く
・資格を取る
・副業をする
・投資で副収入を得る
上記のほかに、「高収入な仕事につく」という意味で転職することも年収を上げる方法の1つだと考えられます。経験を活かせる環境や、規模が大きい企業などに転職するのもよいですが、インセンティブや歩合制を導入している企業に転職した場合でも、年収アップが期待できる可能性があるでしょう。無論、年収相場が高い業界に転職することも重要です。