国家公務員になれば、中学生の子どもへのプレゼントに「Air Pods Max」を購入できる?年収とプレゼントの相場を解説
高額なプレゼントを購入している国家公務員の家庭は収入に余裕があるのでしょうか。今回は、国家公務員の平均年収と民間企業の平均年収を比較し、どのくらい余裕があるのかを考察します。また、国家公務員のなかでも収入が高いとされている組織もご紹介します。

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国家公務員の年収はどのくらい?

国の業務に従事する国家公務員は、人事院によって給与が定められています。「令和6年 国家公務員給与等実態調査報告書」によると、令和6年4月1日現在、国家公務員の人員は25万434人です。
 
平均年齢42.0歳、平均経験年数20.0年である国家公務員の平均給与月額は「41万4801円」でした。また、ボーナスにあたる金額は、現在年間4.6ヶ月分となるため、平均給与額とボーナス分を合わせると年収は約688万6000円です。
 
勤務地や階級など、複雑な計算によって決まる国家公務員の給与ですが、人事院によって公表されている国家公務員のモデル給与例が表1です。
 
表1

組織 職務段階 年齢 月額 年間給与
地方機関 係員 18歳(高卒初任給) 18万8000円 310万6000円
22歳(大卒初任給) 22万円 363万4000円
30歳 25万5400円 421万9000円
係長 35歳 29万1100円 487万5000円
40歳 31万400円 519万8000円
課長 50歳 41万8600円 687万4000円
本府省 係員 22歳(大卒初任給) 28万4800円 466万5000円
課長補佐 35歳 45万1880円 756万8000円
課長 50歳 75万7920円 1292万4000円

※人事院「本年の給与勧告のポイントと給与勧告の仕組み」より筆者作成
 

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