
▼「3人目3万円」に思わぬ落とし穴! 2024年12月に前倒しになった「児童手当拡充」の注意点
児童手当をすべて貯金するといくらになる?
こども家庭庁によると、児童手当は以下の金額を受け取れます。
●3歳未満:第2子までは月1万5000円、第3子以降は月3万円
●3歳~18歳に達する日以降の最初の3月31日まで:第2子までは月1万円、第3子以降は月3万円
また、児童手当は申請した翌月分から受け取れるため、子どもが生まれてすぐに申請したとしても生後1ヶ月目から支給されます。
例えば、第1子の子どもが3月2日に生まれたとしましょう。すぐに申請し認定を受けられれば4月分から受け取れるため、3歳になる直前の0歳1ヶ月~2歳11ヶ月の2年11ヶ月は、毎月1万5000円、合計52万5000円を受け取れます。
また、児童手当は18歳に達する年度の3月31日まで受給可能です。今回のケースだと18歳に達する日と以降で最初に訪れる3月31日が同じ月なので、受給できるのは3歳0ヶ月~18歳0ヶ月の181ヶ月で毎月1万円、合計181万円を受け取れます。
2歳11ヶ月までに受け取った児童手当と合算すると、第1子のみでは合計233万5000円の児童手当を受給可能となる計算です。なお、第3子以降からは金額が変わるため、兄弟姉妹の多い世帯では受け取れる総額も変わります。