「ベンツ」を購入したいと考えていますが、維持費の高さが気がかりです。車検費用は国産車と比べてどの程度違うのでしょうか?
一般的に高級車として見られることが多い「メルセデス・ベンツ」(以下「ベンツ」)ですが、購入価格はもちろんながら、「維持費も高いかもしれない」と考える人は少なくないでしょう。   維持費が高いと、毎月の生活費に大きな影響が出る可能性があります。車両代金をローンで支払っている場合はとくにそういえるかもしれません。   本記事では、ベンツの維持費はどれくらいなのか、国産車と比較して解説します。

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維持費に関する基本ポイント

維持費には、税金や保険料のほかに、燃料費や駐車場代、オイル・タイヤなどの消耗品を交換する費用、車検費用など、さまざまな要素が含まれます。
 
カーライフは人それぞれであるため、ベンツの維持費がどれくらいかかるかは一概にいえません。頻繁に乗るドライバーと、週末だけ乗るドライバーとでは、当然走行距離や使用する燃料費などに差が出てきます。また消耗の度合いも変わります。
 
駐車場代についていえば、自宅に車庫があるかどうか、月極め駐車場を借りる必要がある場合はどの地域に住んでいるか、といった要素によって維持費が左右されるでしょう。
 
別の点として、ベンツと一口にいってもさまざまなモデルがあり、支払う税金は違います。さらに任意保険は、ドライバー属性(年齢や免許証の種類など)や補償内容によって保険料が異なるはずです。
 
このように維持費は各種条件によって大きく変わる可能性があり、最終的な支払額については個々のケースを考慮する必要があります。
 

ベンツと国産車の維持費比較

車検費用は維持費のなかでも大きな費目と思われます。今回のケースでは車検費用をとくに気にしているようですが、ここでは自動車税種別割とあわせて車検費用にどれくらいの差があるか比較していきましょう。
 
比較する車は、ベンツの「A 180」(型式 5BA-177184)と、総排気量が近い国産車ホンダの「フィット」(型式 6BA-GR1)を比較します。なお比較するにあたり、今回は以下の条件を用います。