「加湿器」をつけっぱなしにする場合「電気代」は「1ヶ月」でどれくらい変わるのでしょうか?
寒さが厳しい時期には、乾燥防止や暖房効果を高めるために加湿器を併用している方も多いのではないでしょうか。   そこで本記事では、加湿器をつけっぱなしにした場合の電気代を計算し、冬の乾燥対策にかかる費用をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

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加湿器をつけっぱなしにした場合の1ヶ月の電気代はどれくらい?

加湿器を24時間つけっぱなしにした場合の電気代は、加湿器の種類や消費電力などによって異なります。
 
例えば、超音波式加湿器は、超音波によって水を振動させて細かな霧を発生するタイプです。消費電力は25~40W程度のものが多くみられ、これを踏まえて計算すると、1ヶ月あたりの電気代は約558~893円となります。
 
スチーム式加湿器は、水をヒーターで加熱することによって発生する湯気を送り出すタイプです。消費電力は130~260W程度となっており、1ヶ月あたりの電気代は約2902~5803円となる計算です。
 
フィルターに含ませた水に風をあてることによって、気化した水蒸気を送り出すタイプの気化式加湿器の場合は、消費電力4~20W、1ヶ月あたりの電気代は約89~446円です。
 
なお、上記の金額は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表する目安単価、31円/kWhを用いて算出しています。
 

加湿器の効率的な使い方

部屋の条件や設定を最適化することで、電力消費を抑えながら快適な湿度環境を維持できる可能性があります。
 
まずは、湿度を40%~60%に保ち、必要以上に湿度を高めないようにしましょう。湿度が過剰になると、加湿器の無駄な運転が増えるだけでなく、結露やカビの原因になる場合があります。
 
また、加湿器を稼働させる時間を適切に調整し、乾燥が特に気になる時間帯など、状況に応じて使用することも重要です。
 

加湿器のメリットと注意点