
▼「エアコン」の電気代と、灯油ストーブの「灯油代」は1ヶ月でいくらかかる? それぞれの費用を試算
2024〜2025年の冬は寒い?
気象庁によると、昨シーズン(2023〜2024年冬)は、冬型の気圧配置が長続きしなかったために寒気の流れ込みが弱く、2月を中心に南から暖かい空気が流れ込みました。その影響により、気温は全国的に高い傾向があり、降雪量も少なかったとされています。
一方で、2024年秋に出された気象庁の発表によると、今シーズン(2024〜2025年冬)は、全国的にほぼ平年並みの寒さになると予想されていました。しかし、西日本と東日本を中心に冬型の気圧配置が強まるため、寒気の影響を受けやすい時期があり、平年より気温が低くなる可能性があることも予想されています。
さらに、今年はラニーニャ現象の影響を大きく受ける可能性も予想されています。そのため急な冷え込みや大雪になる可能性もあり、注意が必要です。
昨年末から電気代は値上がりに
昨年は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けて燃料価格が高騰したことから、政府が電気・ガス料金の補助を実施しました。補助は10月の使用分をもって終了していましたが、2025年1月から3月にかけて電気・ガス料金の補助制度が再開されます。
それでも、昨今の物価高の影響でさまざまな出費が増えているため、できるだけ暖房の使用を控えて電気・ガス代を節約し、この冬を乗り切りたいと考えている方も多いことでしょう。