
▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
冬休みのお菓子代の平均はどれくらい?
冬休み期間中に必要なお菓子代の平均を把握するには、全国平均データを基に計算すると分かりやすいでしょう。総務省の家計調査によれば、勤労者世帯における月の菓子類平均支出額は7878円とされています。
この金額を30日で割ると、1日当たりの額は約263円です。東北の一部や北海道など、雪国以外の冬休みの期間である14日に換算すると、3676円が雪国以外の平均額です。雪国の学校では冬休み期間が長くなる分、平均額はさらに高くなります。例えば、青森県の学校の標準的な冬休み期間である22日に換算すると、平均額は5777円です。
さらに、冬休み中にはクリスマスや正月といったイベントが重なるため、お菓子代が通常より増加することが考えられます。予算に10%の増加を見込んだ場合、約4000円が冬休み期間のお菓子代の雪国以外の平均額、約6400円が雪国の平均額といえるでしょう。
健康と楽しさを両立するお菓子の工夫
冬休み期間中はお菓子を食べる機会が増えやすいですが、市販されているお菓子ばかりを与えていると、塩分や糖分の取り過ぎが懸念されます。スナック菓子や甘いデザートは手軽ですが、栄養バランスが偏る原因になりやすい点に注意が必要です。
健康を意識してお菓子を選ぶなら、フルーツやナッツなど自然由来の食材を活用するとよいでしょう。これらはビタミンやミネラルを含み、子どもの成長にもよい影響を与えます。また、ヨーグルトや牛乳を使ったおやつを加えれば、カルシウムも補給できて一石二鳥です。
家族全員が満足できる時間を作るために、ぜひお菓子選びにもこだわってみてください。