冬休みの子どもには、どれくらい「お菓子」を買えばいい? 平均額を教えて!
冬休み期間中は、子どもが家にいる時間が増えるため、お菓子を食べる機会が多くなるでしょう。子どもの健康はもちろんのこと、家計への負担も考慮すると、果たしてどれくらいの量や金額が適切なのか、悩む保護者も多いのではないでしょうか。   本記事では、全国平均データを基に、冬休みのお菓子代の目安や節約のヒントをはじめ、簡単に作れるレシピも紹介します。お菓子を楽しむ工夫を知って、冬休みをより楽しく過ごしてください。

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冬休みのお菓子代の平均はどれくらい?

冬休み期間中に必要なお菓子代の平均を把握するには、全国平均データを基に計算すると分かりやすいでしょう。総務省の家計調査によれば、勤労者世帯における月の菓子類平均支出額は7878円とされています。
 
この金額を30日で割ると、1日当たりの額は約263円です。東北の一部や北海道など、雪国以外の冬休みの期間である14日に換算すると、3676円が雪国以外の平均額です。雪国の学校では冬休み期間が長くなる分、平均額はさらに高くなります。例えば、青森県の学校の標準的な冬休み期間である22日に換算すると、平均額は5777円です。
 
さらに、冬休み中にはクリスマスや正月といったイベントが重なるため、お菓子代が通常より増加することが考えられます。予算に10%の増加を見込んだ場合、約4000円が冬休み期間のお菓子代の雪国以外の平均額、約6400円が雪国の平均額といえるでしょう。
 

健康と楽しさを両立するお菓子の工夫

冬休み期間中はお菓子を食べる機会が増えやすいですが、市販されているお菓子ばかりを与えていると、塩分や糖分の取り過ぎが懸念されます。スナック菓子や甘いデザートは手軽ですが、栄養バランスが偏る原因になりやすい点に注意が必要です。
 
健康を意識してお菓子を選ぶなら、フルーツやナッツなど自然由来の食材を活用するとよいでしょう。これらはビタミンやミネラルを含み、子どもの成長にもよい影響を与えます。また、ヨーグルトや牛乳を使ったおやつを加えれば、カルシウムも補給できて一石二鳥です。
 
家族全員が満足できる時間を作るために、ぜひお菓子選びにもこだわってみてください。
 

お菓子代を賢くやりくりする方法