正月終わりでも忘れない!「年賀はがき」の「懸賞」に当たるとどのような「景品」がもらえるのでしょうか?
年賀はがきの懸賞といえば切手シートが知られていますが、ほかにどのような賞品があるのでしょうか。この記事では、当せんした場合に受け取れる賞品の種類、当せん確率、受け取り方法、注意点について詳しく解説します。

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年賀はがきの懸賞とは

日本郵便が販売する「お年玉付年賀はがき」には、宛名面の右下に6桁の「お年玉くじ番号」が記載されています。この番号をもとに、毎年1月に抽選が行われ、当せん番号が発表されます。
 
この仕組みは、昭和24年(1949年)に導入され、昭和25年(1950年)から本格的に運用が開始されたといわれています。戦後の復興期に、年賀状文化を復活させる目的で始まったこの制度は、70年以上にわたり新年の恒例行事として定着しています。
 

2025年お年玉の種類と確率

2025年(令和7年)の年賀はがき・寄付金付年賀郵便切手のお年玉賞品の内容と当せん割合、当せん本数は表1の通りです。
 
表1

等級 賞品 当せん割合 当せん本数
1等 ・現金30万円
・選べる電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト」 31万円分
・2024年発行特殊切手集&現金20万円
のうち1つ
100万本に1本
(0.0001%)
1076本
2等 ふるさと小包など 1万本に1本
(0.01%)
10万7680本
3等 お年玉切手シート
(85円切手と110円切手のシール式切手シート)
100本に3本
(3%)
3230万4000本
特別賞 大阪・関西万博ペアチケット
※ 対象券種は2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)[寄付金付]のみ
10万本に3本
(0.003%)
240本

※日本郵便株式会社「2025(令和 7)年用年賀はがき・寄付金付年賀郵便切手のお年玉賞品」をもとに筆者作成」
 
1等の賞品は現金や電子マネー、特殊切手集など高額なものがそろっています。2等の「ふるさと小包」は、地域の特産品や日用品など多彩な選択肢が用意されています。
 

賞品の受け取り方法と期間