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教育資金と老後資金の両方を準備するのは難しい?
アクサ生命保険株式会社が実施した「金融経済教育とライフマネジメント(R)に関する調査2023」によると、多くの子育て世代が教育資金と老後資金の準備に不安を感じているようです。同調査によると、老後資金や教育資金に関する質問の答えは以下の通りです。
【自身の老後資金が不足することはないと思うか】
・そう思う:20.6%
・そう思わない:79.4%
【教育資金と老後資金の両方を準備することは厳しいと感じるか】
・感じる:75.7%
・感じない:24.3%
高齢出産であれば教育資金と老後資金を貯めるタイミングが同時期になり、さらに厳しいと感じられるかもしれません。今までの貯金額や現在の生活スタイルなどにもよりますが、老後までの年数が短いことも考えて、早めに貯蓄計画の見直しが必要になるでしょう。
今からでも遅くない! 効率よく貯金するポイント
高齢出産だったため教育資金と老後資金を同時期に貯めなければならず、難しいと感じるかもしれませんが、今からでも遅くはありません。効率よく貯金するために、以下のポイントをおさえるとよいでしょう。
目標を明確にして貯蓄計画を立てる
現在の貯金額や家計収支を把握して、将来のライフプランを考えます。「私立受験をするかしないか」などによって教育資金の金額は変わるので、早いうちに話し合っていくら貯めておくかを確認します。
マイホームを購入するか賃貸のまま暮らすかも話し合う必要があるでしょう。マイホーム購入が遅くなると、ローンの返済終了も遅くなるリスクがあります。賃貸暮らしを続ける場合は、多めの老後資金が必要になります。