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お菓子の購入平均金額
株式会社スナックミーが行った「仕事中に食べる間食の購入状況」の調査によると、間食に使う費用は1回当たり平均306円であり、年間で平均2万3815円を払っているという結果になりました。
お菓子や他の嗜好品の平均金額
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)」による、総世帯の支出金額を見てみると、2023年の菓子類の消費費用は8万1111円という結果でした。
毎月約6759円、1日当たり約225円をお菓子に使っている計算になります。他の嗜好品と比較した金額は表1の通りです。
表1
品目 | 1年間 | 1ヶ月(30日) | 1日 |
---|---|---|---|
菓子類 | 8万1111円 | 約6759円 | 約225円 |
酒類 | 3万7313円 | 約3109円 | 約104円 |
たばこ | 1万5133円 | 約1261円 | 約42円 |
茶類 | 1万2190円 | 約1016円 | 約34円 |
コーヒー・ココア | 1万1540円 | 約962円 | 約32円 |
※総務省統計局「家計調査(家計収支編) 時系列データ(総世帯・単身世帯)」を元に筆者作成
酒類やたばこなどの支出は、合わせても1日150円程度です。お菓子だけに500円使うとなると、高く感じられるかもしれません。
お菓子の食べ過ぎには注意
金銭的に問題がなくても、お菓子の食べ過ぎには注意が必要です。お菓子の種類によっても異なりますが、お菓子はカロリーが高い傾向にあり、糖分や塩分が多く含まれている場合があります。過剰に摂取すると摂取エネルギーが消費エネルギーを超え、体重増加を招く原因となります。
さらに、糖分の過剰摂取は血糖値を急激に上昇させ、糖尿病などのリスクを高める可能性があります。塩分の過剰摂取もまた、高血圧を引き起こす原因となりかねません。そのため、間食は1日200キロカロリーを目安にするのがよいとされているようです。
また、お菓子を食べるタイミングを決めておきましょう。ストレス解消のために食べ過ぎないよう、食べたくなったときのルールを設けるのもよいでしょう。「◯◯の後に食べる」などタイミングを決め、だらだらとお菓子を食べることがないよう、意識的に工夫してください。