
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
ボーナスの平均額
厚生労働省がまとめた「毎月勤労統計調査 令和6年9月分結果速報等」によると、令和6年の夏季ボーナスの平均額は「41万4515円」という結果でした。そのうち、事業所規模30人以上の平均ボーナス額は47万8814円となるなど、企業規模によってボーナスにも格差があるようです。
株式会社帝国データバンクの「2024年夏季賞与の動向アンケート」によると、2024年夏のボーナスで「賞与はあり、増加する」と回答した割合は、大企業は47.2%であり、前年から4.9ポイント増えています。しかし、中小企業は38.2%(+1.7ポイント)、小規模企業は29.2%(+1.9ポイント)という結果でした。
また、夏季賞与の支給額は、大企業は4.1%増加と、前年と比べて0.6ポイント増えていますが、中小企業は前年と比べて0.5ポイント減少し、1.7%の増加となっています。これらのアンケート結果から、大企業と中小企業の企業間格差は明確であるといえるでしょう。
企業規模別の平均ボーナス額
国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」のデータをもとに、企業規模別のボーナス平均額を表1にまとめました。
表1
区分 | ボーナス平均額 |
---|---|
1~4人 | 17万5000円 |
5~9人 | 35万8000円 |
10~29人 | 43万9000円 |
30~99人 | 55万円 |
100~499人 | 70万6000円 |
500~999人 | 87万3000円 |
1000人~4999人 | 103万2000円 |
5000人以上 | 106万7000円 |