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キャリアショップ店員の「約3割」は「不適切な勧誘をしたことがある」と回答
総務省が2023年に行った「キャリアショップ店員に対するアンケート調査」によると、回答者の約7割が、客に対して何らかの「不適切な勧誘」を強く実施したことはないと回答しています。
つまり、回答者のうち約3割は、客に「不適切な勧誘」を行った経験があるということです。この結果は、非常に多いというわけではありませんが、決して少ないともいえないでしょう。
「不適切な勧誘」が行われる背景
キャリアショップ店員による「不適切な勧誘」が行われる背景も、総務省が実施した「キャリアショップ店員に対するアンケート調査」で回答を得られています。
回答が多かったケースとしては、各キャリアが設定するノルマを達成するため、販売代理店の上層部がノルマ達成の目標を設定している事例が挙げられます。また、各キャリアからのノルマを達成するために、店長や上司からの指示があるという回答も見られました。
「不適切な勧誘」の事例
総務省が公開する資料「携帯電話販売代理店に関する調査結果・代理店ヒアリング及び事業者等ヒアリングを踏まえた検討の方向性について」によると、「携帯電話販売代理店に関する情報提供窓口」に寄せられた情報から、どういった「不適切な勧誘」が行われているかが把握できます。
販売代理店による「不適切な勧誘行為」の主な事例は以下の通りです。