
▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
NISA…… 証券会社か? 銀行か?
NISA口座(以下、NISA)は、一人につき1口座しか開設できません。そして、NISAを利用できるのは銀行か証券会社のいずれかで、どの金融機関を利用するかによって投資できる商品も異なってきます。
銀行でNISAを開設することを選択する場合、利用できる商品は株式投資信託のみです。それも、NISAを開設した銀行で扱っている株式投資信託のみとなります。では、証券会社でNISAを開設した場合はどうなるのでしょうか?
まず、証券会社でも銀行同様に株式投資信託の扱いがあります。証券会社も銀行と同じく、NISAを開設した証券会社で扱っている株式投資信託のみです。
また、証券会社では株式投資信託に加えて、上場株式にも投資することができる点が銀行とは異なります。証券会社によっては、日本の上場株式のみならず、海外の上場株式(=例えばアメリカ株式)に投資する場合にも、NISAを利用できることがあります。