部長が毎日1000円以上のランチを食べていて羨ましい! やはり「管理職」になるとかなり稼げるのでしょうか?
働く人のランチ代にも大きな影響を与えている物価高。負担をできるだけおさえるために、さまざまな工夫をしている方もいるでしょう。しかし毎日1000円以上のランチを食べている部長を見ていると「やはり管理職になるとかなり稼げるのだろうか」と感じるかもしれません。   そこで今回は、一般社員と管理職の平均給与を比較してみました。働く人のランチ事情や、たまにはランチでぜいたくできるように給与をアップさせる方法についてもご紹介しますので、参考にしてください。

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一般社員と管理職の給与を比較

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」を基に、一般社員(非役職者)と管理職の1ヶ月の平均給与額を比較すると以下の通りです。

・非役職者:29万1100円(男性:31万1900円/女性:26万300円)
 
・係長級:37万800円(男性:38万2300円/女性:33万5900円)
 
・課長級:49万800円(男性:50万700円/女性:43万800円)
 
・部長級:59万6000円(男性:60万4100円/女性:52万1000円)

同調査から、管理職へ昇進することで、給与の大幅アップが期待できます。一般社員と部長の給与差は月30万4900円です。家族構成や生活スタイルなどにもよりますが、部長級であれば毎日1000円以上のランチを食べても、経済的な問題は少ないのかもしれません。
 

働く人のランチ事情は?

株式会社リクルートが実施した「有職者のランチ実態調査(2024年3月実施)」によると、平日のランチの予算は全体平均で452円とのことです。月の出勤日数を20日と仮定すると、毎日1000円以上のランチを食べている人は、毎月2万円以上をランチ代にかけていることになります。全体平均と比較するとランチ代だけで1万960円多いことが分かります。
 
なお、形態別のランチ代の平均予算は以下の通りです。