補助金縮小で、ガソリン代が「リッター185円」に!? わが家は「月2万円」かかるので、これ以上高くなると車に乗れなくなる! 今後も「値上がり」の可能性はあるの?
昨今、「ガソリン代高騰」のニュースを目にする機会が多くなっていますが、今後さらに値上がりする可能性があることをご存じでしょうか。   特に公共交通機関の少ない地域では車が必須の存在であり、ガソリン代が家計に与える影響は多大なものです。現状のガソリン代の水準や、今後の価格の推移を事前に知っておきたいところです。   本記事では日常的に使うガソリン代について、現状の水準と今後の値上がりの予想について解説します。

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ガソリン代は過去1年で約5円の値上がりをしている

経済産業省の資源エネルギー庁「給油所小売価格調査」によると、2025年1月6日時点の店頭小売価格(全国平均)はレギュラーガソリンが1リットルあたり180.6円、軽油は160.2円です。
 
2023年8月~9月はレギュラーガソリンが1リットルあたり180~186.5円だったことを考えると、直近1年は1リットルあたり170円台とやや下降気味でした。
 
ところが2024年12月16日の1リットルあたり175.8円から1週間で一気に5円ほど値上がりした格好です。なお、2023年12月25日は1リットルあたり175.0円だったため、約1年で5円以上値上がりしたことになります。
 

ガソリン代はさらに値上がりの可能性がある

レギュラーガソリンの小売価格は、12月16日から23日の1週間で175.8円から180.6円と約5円も値上がりしました。これは、政府による補助金の縮小が要因です。
 
政府はガソリン価格を抑制するために、石油元売り各社に補助金を支給していますが、この補助金が2024年12月19日から1リットルあたり5円程度、縮小されています。
 
補助金が1リットルあたり約5円分少なくなったことで、1週間で約5円分の値上がりになっています。さらに、2025年1月16日以降は、1リットルあたり5円程度がさらに縮小されることになっています。
 
補助金が減った分のガソリン代がそのまま値上げになると、1リットルあたり185円くらいまでレギュラーガソリンの価格が上昇すると予想されます。
 

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