
▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
ガソリン代は過去1年で約5円の値上がりをしている
経済産業省の資源エネルギー庁「給油所小売価格調査」によると、2025年1月6日時点の店頭小売価格(全国平均)はレギュラーガソリンが1リットルあたり180.6円、軽油は160.2円です。
2023年8月~9月はレギュラーガソリンが1リットルあたり180~186.5円だったことを考えると、直近1年は1リットルあたり170円台とやや下降気味でした。
ところが2024年12月16日の1リットルあたり175.8円から1週間で一気に5円ほど値上がりした格好です。なお、2023年12月25日は1リットルあたり175.0円だったため、約1年で5円以上値上がりしたことになります。
ガソリン代はさらに値上がりの可能性がある
レギュラーガソリンの小売価格は、12月16日から23日の1週間で175.8円から180.6円と約5円も値上がりしました。これは、政府による補助金の縮小が要因です。
政府はガソリン価格を抑制するために、石油元売り各社に補助金を支給していますが、この補助金が2024年12月19日から1リットルあたり5円程度、縮小されています。
補助金が1リットルあたり約5円分少なくなったことで、1週間で約5円分の値上がりになっています。さらに、2025年1月16日以降は、1リットルあたり5円程度がさらに縮小されることになっています。
補助金が減った分のガソリン代がそのまま値上げになると、1リットルあたり185円くらいまでレギュラーガソリンの価格が上昇すると予想されます。