「iPhone 13」のバッテリーが持たなくなってきたため「モバイルバッテリー」を購入しました。余裕を見て「1万mAh」のものを買ったのですが、2回しか充電できません!「初期不良」でしょうか…?
私たちの必需品となっているスマートフォン(以下:スマホ)ですが、古くなってくるとバッテリーの持ちが気になるという方もいることでしょう。例えば、発売から3年以上経過した「iPhone 13」などをお使いの場合、「動画やSNSを見ていたらすぐにバッテリーが切れてしまった!」というケースもあるかもしれません。   出先でバッテリーが切れてしまったときに便利なのが「モバイルバッテリー」です。いざというときに助かるモバイルバッテリーですが、「余裕を持って大容量のものを買ったのに思ったほど充電できない!」という経験をした方もいるのではないでしょうか。当記事では、モバイルバッテリーの容量と充電できる回数について解説します。

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「モバイルバッテリー」は容量のすべてを充電に使えるわけではない

同じスマホを長期間使っていると問題になってくるのが、バッテリーの劣化です。バッテリーの劣化が進むと「少ししか使っていないのにバッテリーが切れてしまった!」という事態に陥る可能性もあります。
 
外出先などでバッテリーが切れてしまった場合に便利なのが「モバイルバッテリー」です。しかし、「大容量のものを買ったのに思ったほど充電できない!」という経験をした方もいるのではないでしょうか。なぜこのような事態が起こるかというと、モバイルバッテリーは容量のすべてをスマホの充電に使えるわけではないからです。
 

充電できるのは電池容量の「約6割」といわれている

前述の通り、モバイルバッテリーは容量のすべてをスマホの充電に使えるわけではありません。なぜなら、スマホなどを充電する際にエネルギーのロスが発生するからです。
 
バッテリーには実際に使用できる「定格容量」が定められており、実際に充電できる容量は約6割とされています。そのため、電池容量だけを見てモバイルバッテリーを購入すると「思ったほど充電できない!」という事態に陥ってしまうのです。
 

「1万mAh」のモバイルバッテリーで「iPhone 13」は何回充電できる?