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SMSやメールに届く「フィッシング詐欺」の事例とは
フィッシング詐欺とは、正規の送信者(サービスの提供者)と誤認されるメッセージをユーザーに送りつけて、偽のURLをクリックさせ個人情報を盗み出す詐欺のことです。
例えば、ある大学ではクレジットカードの「エポスカード」をかたる詐欺メールが送信されたことを公表しています。
送信タイトルは「【年末感謝特別プレゼント】に感謝を込めて5,000エポスポイント進呈!」となっており、「ポイントを今すぐ受け取る」の文章の下にアクセス用のURLが記載されています。
そのURLをクリックすると詐欺サイトにつながり、個人情報を入力すると盗み出されてしまう仕組みです。
フィッシング対策協議会によれば、前記のようなエポスカードをはじめ、JCBカード、イオンカードなどクレジットカードの名をかたるフィッシング詐欺が横行しており、ほかにも銀行やQRコード決済、カードローンなども詐欺メールの題名として利用されています。
偽のアクセス先URLも、めちゃくちゃな文字列などではなく、一見それらしいURLに作り込まれているケースも多く、見破りづらくなっています。
また、メールやSMS以外に、SNSの投稿サイトにURLを載せてクリックを誘導するケースもあります。こちらはURL表記が短縮されていて、一読しただけではアクセス先の詳細が分からなくなっていることがあります。