節約を意識している同僚は、持参した「おにぎり」とコンビニの「サラダ」をお昼に食べています。これって節約になっているのでしょうか?
節約を考える場合、日々のお昼ご飯代をどうやりくりするかは悩みどころです。節約には自炊が有効ですが、毎日作るのは大変です。おにぎりを用意しコンビニでサラダを購入すれば、手間を減らせる一方本当に節約になるのか気になるかもしれません。   そこで今回は、おにぎりとコンビニのサラダの組み合わせが節約につながるかどうかについて紹介します。また、それ以外にも節約に役立つ方法についても紹介しますので、お昼ご飯代の節約を考えている方は参考にしてください。

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おにぎりを手作りするコスト

まずは、おにぎりを手作りするコストについて考えてみましょう。
 
総務省統計局が公表している「2023年小売物価統計調査(動向編)」によると、東京都区部のお米5キログラム入り1袋当たりの年平均価格は2323円です。
 
お茶わん1杯当たりのご飯は約150グラムとされており、炊飯前のお米に換算すると約65グラムとのことです。5キログラムのお米だとお茶わん約77杯分になります。このことからおにぎり1個を150グラムと仮定した場合に、お米の費用は約30円と考えられます。
 
1回の炊飯時に122ワットアワーの電力を消費する炊飯器の場合、電気代は約3.8円です。使用する具材のコストなどを総合すると、お茶わん1杯分のおにぎりにかかるコストは40円~50円程度と考えられます。
 

コンビニでサラダを購入する際のコスト

続いて、コンビニでサラダを購入するコストについて考えてみましょう。
 
野菜がメインのシンプルなサラダの場合、大手コンビニでの単価は200円台が多いです。これにお肉や海鮮・卵などの具材が増えると単価は上がり、300円台~400円台になります。
 
また、サラダではなくカット野菜であれば100円台で購入可能な場合が多いです。別売りのドレッシングは30円台~50円台が多く、合わせて200円前後なので200円~400円台のサラダを購入するよりもコストはおさえられる可能性があります。
 

手作りのおにぎり+コンビニのサラダは節約になっている?