65歳の父がクレジットカードを作りたいそうですが「年金生活者」でも審査に通るのでしょうか?
すでに定年退職していて年金を受給している高齢者がクレジットカードを作ることは可能なのか、疑問に思う人もいるでしょう。   そもそもクレジットカードの申し込みをするのに年齢制限はあるのか、年金も「収入」として認められるのか、事前に確認しておいた方がよいかもしれません。   本記事では、高齢者がクレジットカードを持つメリットや注意点についてもご紹介します。

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クレジットカードは高齢者でも作れるのか?

クレジットカードを作る際には、審査に通る必要があります。審査基準はクレジットカード会社によって異なりますが、一般的には申込者本人の属性情報や信用情報が重視されることが多いようです。
 
属性情報とは勤続年数や年収・家族構成などのことで、信用情報とはこれまでの借り入れ履歴や返済状況などのことをいいます。
 
クレジットカード会社や申し込むカードの種類によっては「申し込み対象年齢満18歳以上」とされている場合もありますが、対して「何歳まで」という決まりはないケースが一般的のようです。基本的に、上記のような審査基準をクリアしていれば、高齢者でもクレジットカードを作ることは可能と考えてよいでしょう。
 
また、クレジットカードは安定した収入があることも申し込み条件とされている場合があるので「収入が年金のみの場合は申し込めないのか?」と思う人もいるかもしれません。しかし、年金受給者でも申し込み可能な旨がホームページに記載されているクレジットカード会社もあるため、心配する必要はないと考えられます。
 

高齢者がクレジットカードを持つメリット

高齢者がクレジットカードを持つことにはさまざまなメリットがあります。
 
まず、お金の管理が楽になることです。利用明細を見ればいつ、どこで、何に使ったのかが分かるため、家計簿をつけなくても済むようになります。使いすぎの防止にも役立つでしょう。
 
また、持ち歩く現金が減り、レジでの支払いもスムーズになるメリットもあります。万が一紛失してもクレジットカード会社に連絡すれば利用を停止できるため、紛失したことにすぐ気づきさえすれば第三者に不正利用される心配もないでしょう。
 
利用するたびにポイントが貯まるため、ショッピングの支払いに充てたり、商品と交換したりして楽しむことも可能です。
 

高齢者がクレジットカードを作る際の注意点