一人暮らしを始めてから半年間「トイレの電気をつけっぱなし」にしています。電気代をいくら無駄にしていますか?
つい消し忘れてしまうトイレの電気。「トイレの電気くらいつけっぱなしにしていても、そんなに電気代はかからないだろう」と思う方もいるかもしれません。   そこで本記事では、トイレの電気をつけっぱなしにした際の電気代を計算します。また、消し忘れの対策も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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トイレの電気をつけっぱなしにしたときの電気代

まずは、トイレの電気をつけっぱなしにしたときの電気代を計算しましょう。電気代の目安単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している「1キロワットアワーあたり31円(税込み)」を採用します。
 
LED電球の消費電力が4.4ワットの場合、1時間の電気代は約0.14円。24時間つけっぱなしにすると「約0.14円×24時間=約3.36円」となり、1日あたり約3.4円の電気代が発生します。
 
さらに、1ヶ月つけっぱなしにすると「約3.4円×31日」で約105.4円、半年間続けると「約105.4円×6ヶ月」で632.4円と約630円の電気代がかかります。
 
1日あたりの電気代で見ると、「大したことない」と感じてしまうかもしれません。しかし、半年間つけっぱなしにすると電気代は約630円です。1年続けてしまうと約1260円も電気代を無駄にしていることになります。
 

電気のつけっぱなしを防ぐ対策とは

電気のつけっぱなしを防ぐには、いくつか方法があります。
 
アナログな方法では、ドアなどの目につくところに「電気を消す」といったメモを張ることです。トイレを出る前に視界に入れば「電気を消さないと」と気づき、アクションを起こせるでしょう。ただし、見慣れてくるとメモの効果が薄れる可能性もあります。
 
デジタルな方法は、センサー付きの照明を使うことです。センサー付きの照明とは、人の動きを感知して電気がついたり消えたりするものなので、「消し忘れる」といったことがなくなります。
 
センサー付き照明の中には電球にセンサーを搭載したものがあり、後付けで利用することもできます。センサーが付いた電球と交換するだけなので、さほど難しくないでしょう。
 
なお、センサー付きの電球に交換する際には、事前に次の項目をチェックしてください。