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キャリア警察官とノンキャリア警察官の違いとは
キャリア警察官とノンキャリア警察官の違いは、「国家公務員」か「地方公務員」かです。キャリア警察官は警察庁に属しており、国家公務員試験に合格することで就職できます。
一方、ノンキャリア警察官は各都道府県の警察組織に属する点が特徴です。それぞれの自治体の警察官採用サイトなどを利用して応募し、合格すると地方公務員として警察官の職に就きます。
収入の違いとは
人事院給与局が公表している「令和5年国家公務員 給与等実態調査 報告書」によると、警察庁のキャリア警察官が所属する公安職俸給表 (一)の平均給与月額は38万2749円でした。平均給与月額には扶養手当や地域手当など各種手当も含めた平均値です。そのため、年間に換算すると459万2988円が受け取れる金額の目安になります。
一方、総務省の「令和5年 地方公務員給与の実態」によると、男女合計した地方公務員の警察職の平均基本給月額は36万9082円でした。年間に換算すると442万8984円です。キャリア警察官の方が少し給料が多い結果です。
なお、公務員が賞与として受け取る期末手当や勤勉手当の金額によっては、差の開きが変わる可能性はあります。
仕事内容の違いとは
次に、仕事内容を比較しましょう。キャリア警察官とノンキャリア警察官では、管轄する仕事の範囲が異なります。