新幹線の「グランクラス」にいつか乗りたいという夫。飛行機の「ファーストクラス」と比べて安いのでしょうか?
新幹線の最上級クラス「グランクラス」は、鉄道ファンの人であれば一度は乗ってみたいと思うクラスではないでしょうか。グランクラスは普通車やグリーン車よりも価格は高いですが、その分快適・豪華で、飛行機でいうところのいわば「ファーストクラス」に似ています。   今回のケースでは、妻がグランクラスの価格を気にしているようですが、もしかしたら「最上級のクラスだと飛行機のファーストクラス並に高いかも」と考えているのかもしれません。   本記事では、新幹線のグランクラスと飛行機のファーストクラスを比べ、グランクラスがどのような車両なのかを解説します。

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グランクラスとは

JR東日本管内の一部の新幹線には、特別車両として「グランクラス」が設定されています。新幹線には、普通車(自由席、指定席)、グリーン車、グランクラスの3種類があり、グランクラスは最上級クラスです。
 
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)によると、グランクラスは、「東北・北海道新幹線(E5系・H5系)、北陸新幹線(E7系・W7系)、上越新幹線(E7系)」で営業しています。
 

グランクラスとファーストクラスの価格差はどれくらい?

新幹線のグランクラスと飛行機のファーストクラスは、それぞれ「最上級クラスである」というニュアンスが似ていますが、価格差はどれくらい出るのか気になる人も多いでしょう。
 
移動手段が列車と飛行機で大きく異なるほか、目的地も完全に一致するわけではありません。また「鉄道が好き」「飛行機の旅が好み」など主観的なものもあるため、一概に価格比較はできません。
 
しかしおおまかな価格比較として、以下条件での往復移動を例に、各クラスの料金を見てみましょう。

●区間:東京~北海道
●旅程:往路2025年1月10日午前発、復路1月16日午前発

※価格は執筆時にJR東日本および日本航空株式会社(JAL)で検索したものを参照。